和歌山県田辺市の美容室”Lien”のオーナー寺田さんが独自開発したオリジナルヘアケアブランド”OASIS”のコンセプト設計と撮影、リーフレットデザインを担当いたしました。
「”OASIS”を和歌山だけでなくもっと全国へ認知を高め、髪の悩みを持った人へ髪の本質を伝えたい。」という寺田さんの思いから、ブランドコンセプトからご提案させていただきました。
「髪を下ろす、わたしを愛す。」
髪を、わたしを、解く。
街に出て、靡かれて、心地よく歩く。
普通のようだけど、特別なこと。
髪をおろしたくなるような、
わたしを愛せられるような、
そんな、ありのままに。
「髪をおろす」という行為は、当たり前のようで、
実は過程も時間も手間もかかる行為。
髪がパサついていたり、まとまらなかったり、寝癖の跡がついていたり…
ましてやそもそもの髪質がコンプレックスで見せたくない。
“おろすのなら、くくっていたい。”
そんな、髪の悩みを持った方の本来の姿・理想の姿に焦点を置いたコンセプトになっています。
髪をおろしたくなるような、
髪も自分もありのままの姿でいられるような、
そんなわたしを。という想いを込めました。
撮影は「髪を下ろしている」前提で、髪の長さの違う2名のモデルさんでロケとスタジオで行いました。
ロケ地は、名東区にある公園「塚ノ杁池」。ありのままを表現するために解放感を意識した湖とコントラストのギャップがある森林の二か所で撮影を行いました。スタジオはこちらも名東区にある「ferme studio」。髪の質感や下ろしているイメージ、使用イメージや物撮りの撮影を行いました。
ヘアケアブランドだけに関わらず、新たなブランドや商品が生み出しやすくなり、急激なスピードで増え続けている昨今。
“OASIS”は、単なる「髪に優しいヘアケアブランド」ではなく、髪のプロフェッショナルである寺田さんが、実際に自分自身でお客様の悩みを何年も聞き続け、その悩みを解決するための情報を集め続け、行動に移し続けています。
撮影データにパッケージを写したカットが少ない理由も、「これからも変わり続ける」といった意味合いがあります。
今後もOASISがより良い方向に進み続け、和歌山だけでなく、全国の「髪の悩みを持った方」に少しずつでも届き続けますように。
Client|株式会社neiro
Planner|takumi kato(CLUTCH WERKS)
Director|yuto uchiyama(CLUTCH WERKS)
Assist|marina tsukamoto , izumi tsukuda(CLUTCH WERKS)
Photographer|chihiro ogawa(Konokawa Camera)
Cinematographer|yukihiro matsuda(DISPLAY)
Narrator|izumi tsukuda(CLUTCH WERKS)
Hair&make|risa naito
Designer|yuto uchiyama(CLUTCH WERKS)